【質問】
会社全体やプロジェクトの収支計算を考える際、
税込と税務のいずれで考えるべきでしょうか。
売上は「税抜金額」で考え、
仕入(外注費)は「税込金額」で考えるということもあるのでしょうか。

【回答】
「税抜金額」と「税込金額」、
それぞれ統一して頂ければ、
収支計算の算出はいずれでも問題ありません。

<例>
売上:1,000 仕入:400

【税抜】
売上:1,000-仕入:400=利益:600 利益率 60%

【税込】
売上:1,080-仕入:432=利益:648 利益率 60%
消費税納税額:80-32=48 のため、
税抜利益は648-48=600で税抜と同一となります。

なお、
会計帳簿上(MFクラウド会計、弥生会計他)では、
課税事業者の帳簿は税抜記載での表示としていることが多く(選択可)、
面倒でなければいずれも税抜金額で認識する形が会計帳簿との整合性を保つためにも理想的です。