M&Aで投資回収 最多 昨年5%増123件 IPOの2倍 上場急がず、事業を拡大
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240221&ng=DGKKZO78623960Q4A220C2FFT000
  • スタートアップのエグジット(投資回収)手段として、他社によるM&A(合併・買収)を選ぶ動きが活発化。もう一つの代表的な手段である新規株式公開(IPO)の約2倍。未上場のままで大企業などの傘下に入り、事業規模を拡大する戦略が主流になりつつある。
  • 22年以降、米欧の金利上昇を背景にIPO市況が低迷。IPOを控えたスタートアップに大きな投資リターンを期待しにくくなり、ベンチャーキャピタル(VC)は投資先の選別を強め、M&Aを選ぶスタートアップが増えた。
  • M&A(買われる)による事業拡大も広義の資金調達手段であり良い手法。ただ買い手側は、これまでの売り手企業のカルチャーにどう向き合うのかが成功のポイントかと。