早期退職募集が昨年超え 上場企業、資生堂は国内1500人.  迫られる賃上げで構造改革 若年に拡大、雇用流動化
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240306&ng=DGKKZO79006130V00C24A3TB2000
  • 日本でも対象年齢を定めず若い世代を含めた早期退職制度が定着しつつあるようだ。利益レベルが好調な企業でも構造改革に伴う雇用流動化が本格化している。
  • 黒字でも人員削減を進める企業が急増しているのは、インフレ型経済への移行で持続的な賃上げが焦点となり、日本企業が雇用人員の適正化を進めていることが要因にある。低収益事業を縮小・解消し生産性を向上しなければ、高い賃上げ率を維持することが大企業でも難しくなっていることが背景だそうだ。
  • 日本でも米国のように企業間の労働移動が促進されれば、働き手にとっても成長産業に移る好機になる。より収入の高い職種や成長性の高い業界へ転職するためにも、リスキリングを通じ自らの人材価値を高める必要がある。
  • 日本の中堅・中小の企業体質を強化する絶好の機会が来たと感じる。