- 今日は新年度入りの4月1日。記事は、新入社員や企業経営関連が多い。
- そのような中で、中小企業ももっと自覚を持って経営を進めるべきとの記事が目についた。
- 日本は他の先進国に比べて企業の新陳代謝が少なく、日本の廃業率は3.3%で、英国の10.5%(20年)、米国の8.5%(19年)に比べ半分以下。開業率も日本は5.1%に対し、英国の11.9%、米国の9.2%と2倍近い開きがある。
- 中小にとって大企業との太い取引がセーフティーネットとなる面はあり、加えて税制優遇や補助金もあり、家族経営的な古い経営体制のまま。
- ヌルい経営環境の中で、生産性を高める取り組みは不十分。21年度の大企業製造業の従業員1人あたりの付加価値額は1460万円だったが、中小製造業は542万円で低迷。
- 日本の中小政策は政府によるお膳立てが厚すぎる側面があり、声を上げなくても経営環境が改善することが続くと、逆に中小企業の競争力をそぐ懸念が生じるとのコメント。