中国脅威「戦略的な挑戦」 首相が米議会演説 世界で日米協働
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240412&ng=DGKKZO79968540S4A410C2MM8000
  • 岸田首相は、8日〜14日の日程で訪米中。
  • 日本時間の11日午前にホワイトハウスで行われた公式晩餐会でスピーチし、「ここに来る前、スタッフは私のスピーチが短すぎると文句を言った人は誰もいなかったと私に言った。これはおそらくいいアドバイスだ。だから、私のスピーチは短くしておく」「会場に入った際、息をのみ言葉を失った。私の妻の裕子も言葉を失うくらいで、主賓が誰なのか見分けるのは難しいと私に言った。大統領の隣の席に案内されたときは安心した」などと話し、会場に大きな笑いが起こったそうだ。ジョークを連発して会場の笑いを誘ったようだが、これはGOOD JOB!
  • この晩餐会に先立ち、米議会の上下両院合同会議で演説。
  • 演説の主旨は「日本は米国にコミットします」ということ。対中・対ロシア対抗で米国内世論に賛否両論がある中で、米国にアジアの安全保障を引き続き担わせたいという意図があると思われる。
  • 議会で演説ができるのは米国から重要な相手に位置づけられている証し。日本の首相で演説を行ったのは、1954年の吉田茂氏以来5人。また、上下両院合同会議で演説を行ったのは安倍氏に続いて二人目だそうだ。
  • そういう意味では、岸田首相は大物なのか!? あるいは、自民党が混乱している中での今後の選挙対策として、岸田首相がバイデン大統領に演説ができるよう頼み込んだことも考えられるが、深読みがすぎるか?