イラン、禁じ手の直接攻撃 望まぬ衝突避けられるか
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR133SW0T10C24A4000000/
  • 今朝は朝刊休刊日ですが、この週末で懸念すべき事件はイランのイスラエル本土への直接攻撃。今後のイスラエルの対応次第では混迷の中東に。
  • そもそも昔はイランとイスラエルには国交があり穏やかな関係だったっが、1979年にイランで起きたイスラム革命で親米の王政が倒され、新米のイスラエルに対しイスラム教の聖地でもあるエルサレムを奪った「イスラムの敵」と位置づけたことが険悪化のきっかけ。
  • 今回イランが攻撃をしかけた理由は、イランと親交が深いガザ地区に対するイスラエルの攻撃激化だ。
  • 今回のイランのイスラエルに対する直接攻撃をきっかけに中東情勢が極端に悪化する可能性があり、昨日、岸田首相も出席したG7の緊急会議が開かれた。
  • イスラエルが報復攻撃に出るかどうかが現在の懸念点であり、バイデン大統領はイスラエルに対し冷静な対応を求めているよう。
  • このイランの直接攻撃を受け、原油価格の高騰が顕在化。また当面は、世界的に株式市場のリスクオフムードが広がることが予想される。これまで年初から一本調子で上がってきた日本株も当面は調整局面を迎えるかもしれない。