中古マンション13%高 流通戸数の減少続く 東京都心3月
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240424&ng=DGKKZO80227790T20C24A4QM8000
  • 中古マンションの値上がりが止まらないようだ。
  • 東京都心(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷)のマンション、70平方メートル当たり1億1507万円だったよう。前月比1.1%高く、前年同月比では13.1%高い。過去最高の水準が続いているとか。
  • 原因は、今後の先高観。都心は、値上がり期待が強く、かつ賃貸需要が強い地域なので、住み替えても売却を手控え、結果中古マンションの流通量が低調なのが値上がりの一つの理由かもしれない。
  • 一方、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)は前月比0.6%安い4680万円だった。下落は2カ月ぶり。周辺3県では価格上昇に買い手がついていけず、賃貸や戸建てに流れる動きが続く。中古マンション価格の価格調整が起き、全体を押し下げたようだ。
  • 投資家ではなく住宅の実需者(都心への通勤者)は、都心までそう遠くない都心6区周辺(神奈川、千葉、埼玉の東京寄り)が合理的と感じる。