円安進行、一時155円台 34年ぶり水準
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240425&ng=DGKKZO80261850V20C24A4MM8000
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- 昨日、ついにドル円は155円を超えた。
- 155円台を付けるのは1990年6月以来およそ34年ぶりだそうだ。
- 米連邦準備理事会（FRB）の早期利下げ観測が後退している一方、日銀の低金利政策は続くとの見方から円売り・ドル買いが続き、政府・日銀の介入警戒によりしばらく155円手前で揉み合っていたが、昨日ついに突破。
- 政府・日銀の介入があるかどうかという、いわば「口先介入」が円安加速を是正している面がある。
- ただ、米国景気好調により利下げがなかなか進展しない。一方日本は、比較的大幅な賃上げは行われているが、インフレによる実質賃金の低下で景気悪化懸念がくすぶっているため、思い切った利上げで円高誘導をすることにためらいがあるのだろう。