世界の株高にブレーキ 4月指数3%安、半年ぶり下落 米金利高ネックでマネー逆回転
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240502&ng=DGKKZO80408440R00C24A5ENG000
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- 世界的な株高にブレーキがかかっているそうだ。
- 全世界株指数(現地通貨建て)は3月末比で3%安と、4月月間では2023年11月から続いていた上昇が6カ月ぶりに途切れた。米長期金利の上昇を受け、株式に流入していたマネーが逆回転し始めたそうだ。
- 米ダウ工業株30種平均と日経平均株価はともに月間で5%下げ、ドイツやフランスも3%安となり、先進国を中心に株式が軒並み売られた。
- 要因は、粘着質のインフレを警戒した米国の利下げ期待の後退。
- 4月30日の米S&P500種株価指数の12カ月先の利益に基づく益回りは4.94%に対し、米長期金利は4.6%台後半で、利回りはほぼ同程度。これを見ると現時点では、リスクをとって株式に投資をするよリも債券投資の方が妙味がある。
- 世界の株式市場の調整にどれくらい時間がかかるかは見方が分かれている。「低リスクで安定して5%程度の利回りを確保できる米国債は魅力だ。直近半年程度は海外投資家には米国債の方が投資妙味がある」と指摘する一方、「米利下げが遅れたとしても、方向性は変わっていない。企業決算の好調と合わせて株価もいずれ上向いてくるだろう」という声もある。
- 長期視点では、やはり株式投資と捉えれば、絶好の買い場かもしれない(投資は自己責任で!)