ふるさと納税1兆円、膨らむ経費 消える税収5000億円
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC17AGQ0X10C24A5000000/
  • 「え!、そうなんですか!?」と感じたので投稿。
  • 「魅力ある返礼品の提供に努め、寄付者の獲得につながった」。甲府市の樋口雄一市長は5月、記者会見で胸を張った。ジュエリーやアイスクリームなど2000超の返礼品をそろえた同市への2023年度寄付額は41億円と前年度比4割増え、過去最高となったそうだ!(早速調べてみないと!(笑)。 また、多額のふるさと納税により宮城県気仙沼市は学童保育の無償化を打ち出しているとか!
  • 一方、ふるさと納税の影響で大都市は毎年数十億円以上の税収減とか。練馬区は24年度に51億円の減収を見込み、予算編成で財源が足りず、基金取り崩しで補った。「少子高齢化で社会保障費など歳出が右肩上がりのなか厳しい。地方税は住民サービスの対価という趣旨を逸脱している」と同区財政担当者はふるさと納税制度を批判している。
  • 寄付は一部地域に過度に集中し、使い切れずに基金にためる自治体もある。規模が拡大しすぎてゆがみが大きくなっているとの声はあるが、制度改革の機運は、、、。
  • ふるさと納税総額は1兆円を超えるようだが、その半分はコスト。実質納税先に残るのは半分。コストの60%は地元の生産者などの売上に寄与するので良しとしても、40%は送料や事務費とか。宅配業者の人手不足感もある中で、複雑な気持ち。