日米株、マネー巻き戻し テスラ1割安/日経平均1285円下げ 「割高」テック起点に売り
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240726&ng=DGKKZO82332000W4A720C2EA1000
  • 今朝はやはりこの株価の記事がメイントピックス。
  • 24日の米ナスダック総合株価指数に続き、25日の日経平均株価の下落率が今年最大
  • 米国では投資家が積み上がりすぎたハイテク株を外す動きが加速。
  • 日本株はドル安起点の円高が重なり、投資家の売り圧力が増幅。外国為替市場で一時1ドル=151円台後半まで円高・ドル安が進んだことも嫌気され、日経平均に採用されている企業の84%(189社)が下落する全面安の展開。下げ幅は歴代9位。25日の日経平均終値は前日比1285円(3%)安の3万7869円。7月11日につけた史上最高値(4万2224円)からの下落率が10.3%(4354円)。
  • 株安の起点は、6月の米消費者物価指数(CPI)が発表された7月11日。前年同月比の上昇率が3%と、市場予想を下回った。インフレ鈍化を示す内容で、景気失速を避けながら高インフレを鎮圧する「軟着陸」シナリオと、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測が台頭したからだ。
  • 日本株は、米国起点の半導体ブームにより一部銘柄が割高になっていたことの調整と、急激な円安是正による輸出企業への業績上振れ期待の収縮が原因と思われる。
  • 半導体株、ドル円どちらもプロ筋のやや投機的な動きにより行きすぎていた水準の訂正的な色彩が強い。
  • 一般の素人投資家は、一喜一憂することのない長期的な定額積み立てが、資産の確実な形成に最も適していると思う。