日経平均3217円高の3万4675円 上げ幅過去最大
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240807&ng=DGKKZO82618000X00C24A8MM8000
空前の株乱高下、背景に「低金利・円安・低変動」崩れ 「円キャリー」縮小、個人・ファンドは換金売り 総悲観の揺り戻し
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240807&ng=DGKKZO82617260X00C24A8EA2000
日本経済の改善見通し、変化なく 財務省・金融庁・日銀
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240807&ng=DGKKZO82617320X00C24A8EA2000
  • 今度は最大の上げ幅。
  • 6日の東京株式市場では日経平均株価が過去最大の上げを記録。
  • 日本時間夜の米国株の下げが事前の警戒ほど大きくなく、6日の市場では「総悲観」の揺り戻しが起きた。
  • 記録的な乱高下となった今回もこのまま一本調子の戻りは期待できないとの見方が多い。第一生命経済研究所の嶌峰義清シニア・フェローは「これほど変動率が高まると落ち着くのには時間がかかる」と話す。オプション市場が映す日経平均の予想変動率である「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」は6日、51.2となった。前日からは下がったとはいえ、前日比で上下3%を超す動きが当面続くことを想定した水準だ。
  • 財務省と金融庁、日銀は6日午後、国際金融資本市場に関する情報交換会合(3者会合)を開いた。
  • 昨夜の米国株式市場は前日比で上昇した。ただ引けにかけて上げ幅は縮小したようだ。「恐怖指数」が不安心理が高まった状態とされる20を上回っているため、持ち高を減らす目的の売りが出やすかったようだ。
  • 一方、今日の日本の株式市場の先行指標となるシカゴ日経先物jは昨日の日経終値を下回っているため、今日は再度下落となるかもしれない。
  • 昨日は、財務省と金融庁、日銀が集まったようだが、何か施策が出たわけではなく単なる「お茶会」と揶揄する人もいる。
  • また国会も日銀や財務省を招聘し臨時で審議会を開催するとのことだが日程は未定岸田首相も単に「冷静に」とのコメントのみ。民間企業とは違い、政治家と官僚の緩慢な動きにはいつもながら呆れる