「コメ騒動」農政に転換迫る 8月購入量1.5倍・価格4割高
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA295780Z20C24A8000000/
【コメント】
  • 以前も取り上げましたが、、、コメが足りない!
  • アマゾンでは注文後約1ヶ月後に配送(ちょっとアマゾン覗いてみてください)。近所のスーパーでは「お一人様一点限り」。
  • 昨年の猛暑で生産量が減っていたことに加え、世界的な日本食ブームでインバウンド需要や輸出が強く、在庫が激減している。
  • 日本の農業はいまだに小規模、生産性が低く、これを政府は是として補助金政策は実施。
  • 普段は意識しませんが、やはり日本人は「コメがない」という状態は不安ですね!
【記事概要】
  • 8月に入りコメの購入量は例年の1.5倍増。南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の発出や台風のあった8月に入り、急激に需要が高まり消費者の間で買い込みが起きた。
  • 出回るコメが減った理由は昨年の猛暑。高温耐性品種の割合は23年で14.7%。
  • 24年6月末の民間在庫量は前年に比べ21%減の156万トンと、統計を開始した1999年以降で最低水準。
  • コメの値段は8月28日に前年比で40%を超えた。
  • 今なお日本のコメ政策は米価の安定を第一に掲げ、生産を抑える政策が中心。
  • 大規模な農家ほど生産性が高まる。コメの生産コストは0.5〜1.0ヘクタールで60キログラムあたり2万円を超すが、15〜20ヘクタールは1万円強と半分になる。
  • 10年間でコメの国内需要は1割減ったが、24年上期(1〜6月)のコメの輸出額は前年同期から3割増えた。今回の店頭の品薄は過去最多ペースで増えるインバウンド(訪日外国人)の外食需要の高まりもあった。