米大統領にトランプ氏 ハリス氏破り返り咲き、132年ぶり 勝利宣言「再び偉大な国に」
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20241107&ng=DGKKZO84619320X01C24A1MM8000
米株一時1400ドル高、規制緩和期待 JPモルガン10%高
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN06DZ80W4A101C2000000/【コメント】
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米株一時1400ドル高、規制緩和期待 JPモルガン10%高
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN06DZ80W4A101C2000000/【コメント】
- 接戦の予想を覆し、トランプ氏が圧勝したようだ。
- 規制緩和と減税を政策の柱にしているトランプ氏が大統領に就くことにより、経済が拡大するという見通しが高まり米国株は暴騰している。
- ドル円はドル金利の上昇により大きくドル高に動いている。これにより輸出企業中心に日本株も高くなる予想。
- 金利高と株高というあまりない状況が昨日来起こっているが、どこで正常化されるのかが注目される。(投資は自己責任で!)
【記事概要】
- 共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(78)の当選が確実になった。黒人女性として初めて大統領選に挑んだ民主党候補のカマラ・ハリス副大統領(60)は敗北。
- 米大統領が再選に失敗した後に返り咲くのは132年ぶり、2人目。民主のクリーブランド氏が1884年の選挙で勝利し、88年に共和のハリソン氏に敗れたものの、92年の再対決を制して返り咲きに成功した
- ダウ工業株30種平均は前日比の上げ幅が一時1400ドルを超えた。トランプ氏が選挙戦で訴えた減税延長など米経済を押し上げる政策や規制緩和への期待から、景気に敏感な銀行株の上昇が目立つ。
- 共和党が大統領と上下両院を押さえる「トリプルレッド」と呼ぶ状態になれば、政策の実現可能性が高まるとの期待も株高を促した。
- 業種別では金融株の急騰が目立ち、ゴールドマン・サックスは一時12%高、JPモルガン・チェースも10%上げた。バイデン政権下の規制当局は大手銀行の資本規制強化に取り組み、企業の大型M&A(合併・買収)にも慎重な姿勢をみせている。政権交代でこうした制約が緩めば、銀行ビジネスや株主還元に追い風との見方がある。
- トランプ氏は暗号資産(仮想通貨)の振興も掲げ、代表的なビットコインは一時最高値を記録した。
- 選挙戦でトランプ氏を支援した起業家のイーロン・マスク氏が率いる電気自動車(EV)大手テスラの株価は一時14%高になった。
- 他方でトランプ氏はバイデン政権が進めたEVや再生可能エネルギーの普及といった脱炭素投資には否定的な考えを示す。EVのリビアン・オートモーティブや太陽光発電のファーストソーラーの株価は急落し、「トランプトレード」で明暗が分かれた。
- ニューヨーク外国為替市場では対ドルの円相場が1ドル=154円台前半で推移した。米金利上昇による日米金利差の拡大を踏まえたドル買い・円売りが優勢になっている。