首相「幅広く合意形成」 第2次石破内閣発足 少数与党 賃上げ、月内に政労使会議
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20241112&ng=DGKKZO84724200S4A111C2MM8000
【コメント】
  • 昨日再度、石破氏が首相に選出された。ただ少数与党となったことにより、今後の政権運営は不安定になる。石破首相は記者会見で、野党の意見を丁寧に聞き施策に反映し合意形成をしていく旨の発言を行なった。当然の方針と感じる。
  • 昨日、首相選出の投票の様子をYouTubeで見ていたが、①なんとまあ議員の数が多いこと ②前近代的な投票方法 との印象を改めてもった。
  • 時間をかけダラダラと大勢の国会議員が投票をしている様子は、ITが進んだこの世の行動とは思えない愚行と映る。この調子で全ての国会運営をしているかと想像すると危機感を感じる。
  • 国会議員数も、どうしてあのように多くの人数が必要なのか不明。議員数を半分にするだけで、事務方の経費も含め多くのコストが削減でき、国債発行額の縮減に貢献できると感じる。
  • 政治も民間と同様に、もっと効率化に取り組むべきと強く感じる。
【記事概要】
  • 石破茂首相(自民党総裁)は11日、衆参両院本会議の首相指名選挙を経て第103代首相に就任した。同日夜の記者会見で党内に「他党にも丁寧に意見を聞き、幅広い合意形成が図られるよう指示した」と述べた。少数与党による安定的な政権運営のため、野党との協力を重視する姿勢を強調。
  • 衆院での首相指名選挙で立民の野田佳彦代表との決選投票で選出された。1回目の投票は石破氏が221票、野田氏が151票で投票総数の過半数(233)を得る候補がいなかった。上位2人による決選投票は石破氏が221票、野田氏が160票で2人以外に投じた84票が無効となった。衆院での決選投票は30年ぶりで史上5度目。
  • 予算案や重要法案の成立には野党の協力が不可欠となる。国民民主党を中心に政策ごとに協力する部分連合に向けた政策協議を進める
  • 野党の協力を引き出すうえで焦点となるのが政治改革だ。首相は「年内にも必要な法制上の措置を可能とするべく多くの党の協力を得られるよう努力する」と述べた。
  • 首相は衆院選で落選した牧原秀樹法相、小里泰弘農相の後任にそれぞれ鈴木馨祐元外務副大臣、江藤拓元農相を充てた。9日に公明党の新代表に就いた斉藤鉄夫国土交通相の代わりに同党の中野洋昌元経済産業政務官を起用した。