首相、参院選公約に「1人2万円給付」 子供・非課税世帯は4万円
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20250614&ng=DGKKZO89366010U5A610C2MM8000
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【コメント】
- 石破首相が驚きの発言です。
- 金曜日、記者団の前で「国民1人あたり2万円の給付、子どもと住民税非課税世帯の大人には1人2万円を加算」を自民党の参院選での公約とすると。
- これまでの発言では、「給付は問題、自民党が検討しているかどうか政府としては知らない」と言っていたにもかかわらずです。公明党や一部自民党議員からの圧力に屈したと思われるが、日本のトップである首相として情けないていたらくです。
- 土日の各種ニュース番組では、当然この表明を批判的に報じていました。
- 困っている国民への給付ということならばなぜ国民全員に配るのか?理解不能です、、、というよりは目的は「票を金で買う」ということに他なりません。選挙の都度、カネを国民にばらまいている国は日本くらいしかありません。
- 日本の政治は3流としか言いようがありません。
【記事概要】
- 石破茂首相(自民党総裁)は13日、物価高対策として夏の参院選の自民党の公約に国民1人あたり2万円の給付を盛り込むと表明した。子どもと住民税非課税世帯の大人には1人2万円を加算する。首相官邸で記者団の取材に答えた。
- 首相は「物価高対応は賃上げが基本だが、物価上昇を上回るまでの対応も必要だ」と主張した。そのうえで党幹部に「決してばらまきではなく、本当に困っている方々に重点をおいた給付金を公約に盛り込むよう検討を指示した」と語った。
- 給付金額の根拠として「家計調査をもとに、食品にかかる消費税負担額を念頭におき、物価高の影響が大きい子育て世帯と低所得者世帯の負担に特に配慮した」と話した。給付の実施時期については「今後適切に判断する」と述べるにとどめた。
- 財源に関し「税収動向などを見極めながら適切に確保し、赤字国債に依存しない」と強調した。2024年度の税収の上振れ分を充てる方針だ。
- 予算規模は「粗々の試算で3兆円台半ばだ。今後さらに精査する」と説明。迅速な給付と自治体の事務負担軽減に向けマイナンバーと預貯金口座がひも付いた「公金受取口座」の活用も検討する。
- 立憲民主党など野党が掲げる消費税減税は時間やコストがかかり、高額所得者への恩恵が大きいと指摘した。「決して適切であると考えていない」と語った。