円相場、157円台に下落 財政悪化への警戒感と米利下げ見送り観測で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN19DEI0Z11C25A1000000/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN19DEI0Z11C25A1000000/
【コメント】
- 円安が毎日のペースで進んでいます。
- 今朝のNY市場では157円です。あまりにも急ピッチの円安と感じます。
- 直接的な理由は、米国の利下げが遠のいたことと、日本でも高市氏/植田氏/城内氏の会談で円安対応の具体策の話題が出なかったとの観測です。
- ただ、日本の10年金利は上昇を続けており実質的には多少日米金利差が縮小してはいますが、反対にドル高円安が進んでいます。やはり最近は、金利差よりもドル円の需給関係が為替レートを決定する要因になっているようです。
- 米国では、トランプ大統領が利下げしなければベッセント財務長官を解任すると冗談まじりの発言をしているようです。最近トランプ大統領の信任が低下していることもあり、トランプ大統領は利下げによる株価上昇で人気回復をはかりたいと焦っている様子がうかがえます。
- 今朝の別記事には日本企業が2026年3月末にドル円為替レートを145円で予想し2025年度の見通しに織り込んでいるとあります。現状のドル円レートからすると、2025年度は更なる業績改善が可能となり日本株高の一要因になります。
- 円安は日本全体としては業績改善→株高が期待できますが、輸入物価の上昇が家計を直撃します。
- 一部の大手企業が業績改善により賃上げが行われる可能性はありますが、大多数の日本人への賃上げは不透明です。国民全体に職場からの賃上げが行き渡るまで、法人税率を臨時的に上げて国が賃上げ原資を集め、国民全体に配るという方法が必要なのでしょうか?
【記事概要】
- 19日のニューヨーク外国為替市場で円相場が一時、1ドル=157円台に下落した。157円台を付けるのは1月半ば以来、約10カ月ぶり。高市早苗政権が積極財政を掲げるなか、日本の財政悪化に対する警戒が円売り圧力につながっている。米国の追加利下げが遠のくとの見方もドル買いを促す。
- 米東部時間の19日未明に156円台を付けてから、10時間程度で1円下落した。日本時間の19日夕方には片山さつき財務相と城内実経済財政相、日銀の植田和男総裁が3者会談を開いたが、円安・ドル高に関する具体的な話は出なかったと伝わり、政府・日銀による為替介入の観測が市場で後退していた。
- 米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが読みにくくなっている点も影響した。19日に公表された10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、多くの参加者が少なくとも年末まで政策金利を据え置くと見通していたことが明らかとなった。
- 議事要旨公表を受けて、米金利先物市場の値動きから政策金利を予想する「フェドウオッチ」では12月の政策金利据え置きの予想確率が6割超となり、前日の約5割から急上昇した。
