首相の「指導力」がけん引 内閣支持69%、高水準を維持  「人柄」先行の前政権と差https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20260218&ng=DGKKZO94484060X10C26A2PD0000

【コメント】

  • 高市氏の何がこんなに高い支持につながっているのかを調査した記事が掲載されています。
  • 10月以降2月までの調査結果では、「人柄が信頼できる」が11月以降トップ、続いて「指導力がある」です。
  • これを石破氏と岸田氏の衆院選挙直後の調査とも比較しています。この調査によると、「指導力がある」が高市氏が圧倒しており、石破氏5%、岸田氏8%に対しなんと高市氏は36%です。一方「人柄が信頼できる」については石破氏がトップです。おそらく石破氏の庶民性が反映されているのかもしれません。
  • ではなぜ高市氏がこれほど指導力があると見られているのでしょうか?その理由を論評した別記事によると、「断定調×簡潔×笑顔」だそうです。特に見せ場となる瞬間で必ず口角が上がる「高市スマイル」が武器とのことです。
  • 政治家にとって指導力は重要ですが、各政策の実行力/推進力が注目されるところです。「やはり人気投票で勝っただけなのか」と言われないように真摯に対応いただきたいと強く思います。

【記事概要】

  • 日本経済新聞社とテレビ東京が13~15日に実施した世論調査で、高市早苗内閣は69%と高支持率を維持した。支持する理由を複数回答で聞くと「人柄が信頼できる」と「指導力がある」が4カ月連続で1、2位となった。高市首相個人の人気が高支持率の要因の一つになっている。
  • 2月の調査で「支持する」と回答した人のなかの理由として「人柄」が37%、「指導力」が36%だった。首相自身のキャラクターといえるものが政権の支持につながっている。
  • イメージ戦略が背景にあるとみられる。訪問先などで出迎えた人々への会釈姿などがSNS上でたびたび話題になる。1月の伊勢神宮参拝の道中でも、地元の人々の見送りに笑顔を見せていた。
  • 首相は2025年11月の参院予算委員会で、世論調査で内閣を支持しない理由として「人柄が信頼できない」が多かったことに触れた。「私そんなに性格悪いんかなと夫に言っていた」と自虐的に返した。
  • 過去に衆院選に臨んだ石破茂首相や岸田文雄首相の選挙直後の世論調査と比較してみた。
  • 24年11月調査で石破内閣の支持理由として最も多かったのは「人柄」の45%だった。石破氏は鉄道や昭和歌謡、ラーメンを愛好していることでも知られ、身近なイメージが特徴的だった。
  • 岸田内閣のもとでの衆院選の直後に実施した21年11月調査でも、岸田氏の「人柄」は28%と支持する理由の上位に入っていた。
  • ただ理由としてあげた「指導力」の割合は高市内閣と差が大きかった。高市内閣の36%に比べ、石破内閣は5%、岸田内閣は8%にとどまった。
  • 今回の結果に限って男女別でみると「支持する」男性の34%、女性の42%が人柄を評価する結果となった。
  • 高市首相が使用するバッグやアクセサリーなどをまねして購入する「サナ活」が一部ではやり、女性を中心に「人柄」への支持が集まっているとみられる。
  • 世代ごとにみると現役世代が最も人柄を重視していた。18~39歳は44%、40.50代は43%が「人柄」を支持理由として回答した。60歳以上では26%にとどまった。若い世代ほどイメージ戦略の効果があらわれているといえる。