世界20カ国の中国への好感度、対米超え ピュー世論調査で初逆転https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN13A250T10C26A7000000/

【コメント】

  • 米国とトランプ大統領の好感度が世界的に低下しています。これだけ世界中を騒がせているわけですから当然と感じます。
  • 一方で中国および習近平国家主席の好感度が上昇し米国を逆転しています。
  • 米国への好感度が明確に中国を上回ったのは日本やインド、イスラエルなど6カ国だけで、イスラム圏を中心に中国の好感度が増しているようです。
  • また、中国への好感度が最も低かったのは日本の11%で、最も高かったのはパキスタンの90%で、ナイジェリアが78%、ケニアが76%などだそうです。資金支援を積極的に行っている地域で中国は人気が高いようです。
  • これらは、米民間調査団体が36カ国・地域の世論調査を行った結果です。
  • トランプ大統領の言動を世界中の人々が冷静に判断した結果と思われますが、一方で習近平国家主席は相対的に得をしている感じがします。

【記事概要】

  • 米民間調査団体ピュー・リサーチ・センターが15日に発表した各国・地域の世論調査で、多くの国で中国に対する好感度が米国を上回った。2025年の前回調査までは米国の好感度の方が高かったが初めて逆転した。
  • 調査は2月8日から5月13日にかけて、36カ国・地域の約4万2000人を対象に実施した。
  • このうち、23年から継続調査している日本やカナダなど20カ国で、中国に「好意的な印象を持つ」と答えた人の割合の中央値は46%で、米国の36%を10ポイント上回った。
  • 中国への好感度は25年の調査時の38%から8ポイント上昇し、一方で米国は48%から12ポイント低下した。
  • 36カ国・地域で米国への好感度が明確に中国を上回ったのは日本やインド、イスラエルなど6カ国だけだった。イスラム圏では中国への好感度が米国を大きく超え、パキスタンではその差が75ポイントに達した。
  • 米国を含む37カ国・地域で中国への好感度が最も低かったのは日本の11%だった。最も高かったのはパキスタンの90%で、ナイジェリアが78%、ケニアが76%と続いた。
  • 中国への好感度は新型コロナウイルス禍の20年前後に底を打ち、その後改善している。国民1人当たりの国内総生産(GDP)が低い国ほど好印象を持つ人が多い傾向がある。中国による投資や対外援助が影響した可能性がある。
  • 米国は第2次トランプ政権の誕生後に印象が悪化した。トランプ米大統領への信頼度も20カ国の中央値が25年の32%から21%に低下し、逆に中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席への信頼度は25%から31%に上昇し逆転した。
  • 米政府が「国民の自由を尊重している」と考える人の割合は36カ国・地域の中央値で39%と中国の26%を上回ったが、多くの国でその差は縮小した。大半の国で米国が自由を尊重しているとみる人の割合が21年の調査に比べ減ったのが大きな要因だ。
  • 欧州諸国でその傾向が強く、スウェーデンでは61%から27%、ドイツでは62%から34%に下がった。