内閣支持10ポイント下落58% 無党派で不支持51%https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20260727&ng=DGKKZO97782960X20C26A7MM8000
【コメント】
- 高市内閣の支持率が低下しています。
- 先週日経が行った世論調査の結果によりますと、内閣支持率は6月の調査に対し10%の低下です。
- 最近の高市首相の国会運営やXへの投稿などでネガテイブな印象があり、それが数字に現れているのかと感じます。
- 副首都法案や国旗損壊など国民が急いでいない法案ばかりを成立させ、真に国民が求めている消費税減税などの物価高対策の早期実施や円安対策などがまとめきれておらず後手に回っていることが支持率低下を招いていると感じます。女性天皇を認めない皇室典範の改正も国民からは不人気だと思います。
- また、「睡眠時間を削って公務に励んでいる」とのXへの投稿は世界的に話題を呼んでおり、リーダーとしての資質を問う論調があります。
- そうは言っても支持率はまだ58%あり壊滅的なレベルではありませんが、このまま民意を反映しない運営が続くと問題が大きくなると思われます。
【記事概要】
- 日本経済新聞社とテレビ東京は24~26日に世論調査をした。高市早苗内閣の支持率は58%だった。6月の前回調査から10ポイント下落した。「支持しない」は37%で10ポイント上がった。特定の支持政党を持たない無党派層は不支持が5割を超えた。
- 内閣支持率が10ポイント以上低下したのは2022年9月の岸田文雄内閣以来になる。当時は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題が響いた。高市政権発足後初めて6割を下回った。
- 過去に政権発足9カ月を迎えても5割以上を続けたのは小泉純一郎、第2次安倍晋三、岸田の各内閣だけだ。依然として高い水準を保っている。
- 高市内閣を「支持する」と答えたのは全体の4割を占める自民党支持層で87%だった。前回を7ポイント下回った。全体の3割にあたる野党支持層では34%で12ポイント低下した。全体の2割ほどの無党派層は36%で16ポイント落ちた。
- 内閣を「支持しない」と回答したのは自民党支持層で11%と5ポイント上がった。無党派層で51%と15ポイント上がり、不支持が支持と逆転した。
- これまで国民民主党や参政党の支持層では内閣支持率が5割を超える傾向があった。今回は参政党支持層で不支持が支持を上回った。
- 年代別で内閣支持率をみると、もともと高かった39歳以下が67%と11ポイント下がった。60歳以上も51%と10ポイント落ちた。40~50歳代は66%と6ポイント低下した。
- 内閣を支持する理由は「人柄が信頼できる」が35%で最も多かった。「指導力がある」が33%で続いた。支持しない理由は「自民党中心の内閣だから」が41%でトップだった。続いて「政策が悪い」が35%に上った。
- 自民党幹部は支持率低下について副首都法などを念頭に「国民生活から離れた政策の実現を図っているからだろう」と話した。女性天皇を認めない皇室典範の改正も一因だと指摘した。
- 政党支持率は自民党が41%、日本維新の会は4%でいずれも横ばい。参政党は6%で、野党で最も高かった。国民民主党や立憲民主党は5%、共産党は4%だった。中道改革連合とチームみらいは3%だった。無党派層は21%になった。
- 調査は日経リサーチが24~26日に全国の18歳以上の男女に携帯電話も含めて乱数番号(RDD方式)による電話で実施し、924件の回答を得た。回答率は40.1%だった。
