習近平氏「台湾問題、慎重処理を」 米中首脳会談、トランプ氏に要求https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM249K00U6A920C2000000/
【コメント】
- 米国が景況感の改善によるインフレ懸念が加速し、追加利上げムードが一気に高まっています。10年債金利は5%超えが定着しています。同様に日本もインフレ加速ムードが高まっており、10年債金利が3%超えとなっています。
- 米国の利上げの可能性がより高いことから、ドル円は再び159円前後に戻ってきてしまっています。投機筋のポジションは9月前半で円買いに傾いてしまっているため、投機筋が今後円買い解消に傾くと、更に円安が加速する可能性もあります。
- 注目の米中首脳会談が米国で行われました。
- 習近平国家主席は、台湾独立に反対するよう強く求め、台湾への武器輸出を止めるように主張したようです。これに対しトランプ大統領が具体的にどう反応したのかは明らかになっていません。
- ただトランプ大統領は、第二次世界大戦で米国は中国と共に戦ったことを強調したことは明らかになっており、中間選挙を控え経済的に有利な条件を引き出すことに必死だったようです。
- 気になるのはパンダです。習近平氏は米国アトランタに近々パンダ二頭を贈ることを明言しました。日本には一頭もいません、、、。中国は米国との友好関係を深める姿勢を示しており、暗黙のうちに日本敵視の姿勢を変えていません。
- 高市首相の台湾問題での拙速な発言が悔やまれます(泣)。
【記事概要】
- トランプ米大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は24日、ホワイトハウスで会談した。習氏は「米国側が台湾独立に反対するという正しい立場を堅持し、台湾問題を慎重に処理するよう望む」と語った。中国国営の新華社通信が伝えた。
- 習氏は台湾への武器売却をやめるようトランプ氏に繰り返し求めてきた。5月に中国・北京で会談した際にも「中米関係を極めて危険な境地に追い込むことになる」と警告しており、改めて米側に売却の見送りを要求したとみられる。
- 習氏は「中国が国家統一と領土の一体性を守る立場は極めて明確だ」と述べ、台湾統一の目標は揺らがないと強調した。台湾問題の慎重な対処による「中米の戦略的協力と関係発展のための基礎づくり」に期待を表明した。
- 新華社によると、トランプ氏は「米中はいずれも大国だ。私は習主席と良き友人として深く緊密な意思疎通を保っている」と述べた。「我々の指導のもと、米中関係は必ず良好なものになる」と訴えた。
- 米中の経済・貿易協議について、トランプ氏は「新たな成果を収めた。双方は対話を継続し、よりよい合意に達する必要がある」と強調した。米中両政府は23日の閣僚協議で、両国の貿易戦争の休戦期間の2カ月延長を申し合わせた。
- 習氏はこれについて「両国の産業界や世界経済にとって朗報だ」と評した。「中米経済貿易関係の安定には協力のリストを広げると共に、問題のリストを圧縮するのが必要だ」と指摘した。双方が歩み寄るよう呼びかけた。
- 両首脳は中東や朝鮮半島の情勢、ロシアのウクライナ侵略を巡って意見交換したが、新華社は詳細は伝えていない。トランプ氏は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記との早期の会談に意欲を示している。
- 習氏の米ワシントン訪問は11年ぶりとなる。5月の北京での会談では「建設的戦略安定関係」の構築で合意した。習氏は24日の会談で「中米首脳が半年足らずの間に相互訪問したのは両国関係の歴史上、前例がない」と伝えた。
- 建設的戦略安定関係に触れ「協力を主とし、競争は節度を保ち、2つの大国が共存する道を切り開かなければならない」と促した。
