国際会計基準、損益計算書3区分に 営業・投資・財務 稼ぐ流れ把握容易
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO82001550Q4A710C2DTA000/?type=my#AAAUAgAAMA
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO82001550Q4A710C2DTA000/?type=my#AAAUAgAAMA
- 今日は、別の角度から国際会計基準(IFRS)の変更を解説した記事
- 昨日は、これまで明確に規定していなかった「営業利益」項目を明確に規定するという変更だったが、今日は加えて、損益計算書の構造の変更。新たに「営業」「投資」「財務」の3区分が設けられるというもの。
- 新ルールでは、損益計算書の売上高から税引き前利益に至るまでの段階を3分割。本業の収益や費用を示す「営業」、本体や子会社の事業以外からの投資収益を示す「投資」、資金調達に伴う費用などを示す「財務」といった区分。
- 企業がどの段階で稼いでいったのかを分かりやすくする。
- この変更に対し、「企業が独自指標の定義を毎年変えることは難しくなる。監査で正確性や信頼性が担保されるため非常に好ましい改正だ」との意見が大勢。
- 企業はこの改定に準拠することになるが、決算発表などでは、自社の業績が良く見えるような参考表示(例えば「減損」を営業利益から除くなど)は無くならないと思われるので要注意か。