海外勢、視線は「最高値の先」 日本株、4万円「買う権利」取引活況
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240220&ng=DGKKZO78599320Z10C24A2EN8000
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- 日本株が史上最高値を更新することが確実と言うのが現在の一般的な味方。
- ただ今の株高はけん引役が一部に偏り、高値更新後は値動きの激しい展開になるとの警戒感もある。
- 東証プライム上場企業のうち、昨年末比で日経平均の上昇率を上回ったのは294社と全体の2割程度に過ぎない。1360社は日経平均を下回り、うち468社の株価は昨年末に比べて下落した。個別銘柄を見ればまだら模様で、最高値の前後で相場の雰囲気が一変する可能性も否定できない。
- 証券会社は相次いで見通しを上方修正。シティグループ証券は4万5000円、大和証券は4万3000円、JPモルガン証券は4万2000円まで上昇する可能性があるとする。
- 日本株の予想PER(株価収益率)は16倍程度が上限とされてきたが「18倍程度まで高まってもおかしくない」といちよしアセットの秋野氏はいう。バリュエーション(投資尺度)が切り上がり、いわば自然体で「4万円」が視界に入ってくるとの見立て。
- このように、株式市場全体が浮き足立っている状況には十分な警戒が必要だと感じる(投資は自己責任で!)