- 「酷暑乗り切り緊急支援」。
- 岸田首相は21日の記者会見で突然再開を言い出した。
- 大手電力の足元の家庭向け料金は、再生可能エネルギーコストの上乗せがあるが、確かに大半が過去最高。
- 補助再開に向けた具体策はこれからとのこと。物価高への支援が必要なら、一律補助でなく、夏場の光熱費負担がとりわけ重い低所得層に絞るべきという意見も。
- 原子力発電の稼働状況により、地域ごとの電気代に最大3割の差があるようだが、それならば補助は東日本など電気代の高い地域に限るやり方も一考もとの意見。
- 車を保有しない人にとって無関係なガソリン補助金は、公平性の観点からも、なおさら継続する合理性が見えにくい。
- ウクライナ侵略で多くの国がエネルギー補助を実施したが、先進国でいまも続けるのは日本くらいだ。
- 一連の支出はすでに10兆円規模に達する。財源は成長投資に振り向け、賃上げを後押しすることが、持続的な物価高対策である。
- 岸田首相の再選に向けた人気取りと揶揄する声もあるが、真相はいかに?