円下落、160円台後半 37年半ぶり水準 対ユーロは最安値
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240627&ng=DGKKZO81678930X20C24A6MM8000
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- 26日の外国為替市場で対ドルの円相場が一時1ドル=160円台後半まで下落。
- 1986年12月以来、37年半ぶりの円安・ドル高水準となった。
- 政府などは2ヶ月前に過去最大規模となる円買い介入を実施し、一旦150円前半に円安是正が進んだが、その効果は2カ月で切れた。
- 貿易赤字など構造的な円売り要因があり、当面は円安・ドル高基調が続くとの見方が多いようだ。
- この状況を受け、財務省の神田真人財務官は「急速な円安の進行に深刻な懸念を持っている」との認識を示した。一方アナリストによるとまだ介入を必要とするレベルには達していないという見解もあり、当面は163円を狙う動きもあるよう。
- 為替介入はあるのか?