株主総会ピーク 経営陣に厳しい目 トップ選任賛成率、6割台も 低効率・不祥事響く
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240628&ng=DGKKZO81710680X20C24A6EA2000
株主総会の声を競争力の向上に生かせ
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240628&ng=DGKKZO81709730X20C24A6EA1000
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株主総会の声を競争力の向上に生かせ
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240628&ng=DGKKZO81709730X20C24A6EA1000
- 27日は上場企業の株主総会のピーク。3月期決算の企業全体の3割にあたる約670社が総会を開いた。
- 資本効率や不祥事への監視の目は厳しく、株主提案の一部が可決された事例もあった。
- 株式持ち合いが減り、安定株主が消える中、トップ選任の賛成率が6~7割台と低い企業も目立つ。
- アクテイビストだけでなく、一般個人株主の企業への監視の目が年を追うごとに厳しくなっている。
- 監視の視点は、株主還元だけでなく中期的な事業戦略について提案をする動きが広がる可能性がある。
- 株主総会は満場一致で終わる「シャンシャン」から、企業と株主が主張をぶつけ合う真剣勝負の場に変わってきている
- 企業は社外取締役や女性役員の採用など形式を整えるだけでは、株主から十分な支持は得られず、求められているのは、業績や株価などの結果。
- 経営者は株主提案や総会議場で寄せられた個人の声を、競争力を磨き、企業価値を高めるための力とすべき。
- やっと最近、日本の株主総会もあるべき姿になってきているように感じる。
- 更に改善すべきは、①株主総会集中日の解消。一定日に集中させて少しでも株主の矛先を分散させようという企業経営者の後ろ向きな姿勢に感じる。 ②有価証券報告書開示の早期化(or株主総会日を遅らせる)。株主が有価証券報告書を充分に読み込み理解してから株主総会に臨めるよう配慮すべき。