日経平均2216円安 下げ幅歴代2位 米景気下振れ警戒 緩和頼み脱却へ途上
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240803&ng=DGKKZO82545690T00C24A8MM8000
  • 土曜日ですが、昨日日本株が歴史的な下落をしたので緊急で書きます。
  • 株式市場が動揺している。2日の東京市場で日経平均株価の下落幅が2200円超え。
  • 前日比2216円63銭安という下げ幅は、1987年10月20日に起きた「ブラックマンデー」の急落(3836円安)に次ぐ歴代2番目の大きさ。
  • 金融緩和がもたらす円安を頼りにした株高の流れが逆に向かい、そこに米国の景気減速懸念が重なったことで株価の下げが加速した。
  • この株安は、一時1ドル=161円台に進んだ円安から修正する動きとも呼応している。
  • 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、9月の利下げもあり得ると記者会見で明言した。一方で日本は日銀が政策金利を0.25%に引き上げることを決め、さらに追加利上げの可能性も排除しないとする植田和男総裁の姿勢が、日米の金融政策の方向感の違いをいっそう印象づけ、短期間での過度な円高を招いた。
  • 昨夜の米国株も大幅安。シカゴ日経先物は2,000円を超える下落。来週月曜日は、ミニブラックマンデーが予想される。
  • 日本経済がまだ脆弱であるのも関わらず、政府の声に押されて日銀が利上げをした結果招いた大惨事。
  • 利上げにも関わらず銀行株まで下落!
  • 新NISAで国民の投資が増えたようだが、この状況では、投資→貯蓄へ逆戻りすることが安全との発想もうなずける。
  • 投資(新NISA)の含み損に加え、賃上げが不透明な中でのインフレ加速政策、加えて利上げによる住宅ローン金利の上昇。国民生活はさらに窮乏化する。
  • 岸田首相と日銀植田総裁は、並んで早急に記者会見で国民に対策の説明が必要。