「かませ犬」から再起へ 野田佳彦氏、こんな人
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240924&ng=DGKKZO83637160U4A920C2PE8000
【コメント】
  • 昨日、立民党代表選挙があった。休日でNHKが完全実況中継していたこともあり、かなりの方がご覧になっていたのかもしれない。
  • 期待通り、野田佳彦氏が代表に就いた。
  • 立民党にはさほど関心がなくとも、野田氏の人格に期待する国民は多いと思われる。
  • 立民党は、外交や経済政策に不安がある。野田氏はそこを冷静に自覚し、自民党の「金に染まっていない実力ある議員」を含めた連立政権を期待したい。
【記事概要】
  • 立憲民主党の野田佳彦新代表は旧民主党政権で財務相などを歴任し、2011年9月から翌12年12月まで首相を務めた。政党を率いる立場になるのはそのとき以来。
  • 富山県出身で陸上自衛隊習志野駐屯地に所属した自衛官だった父と千葉県の農家出身の母のもとで育った。
  • 松下政経塾の1期生を経て千葉県議をめざしていた1986年10月1日、松下幸之助氏の助言を受けて駅頭に立ち始めた。
  • 首相だった12年11月、自民党の安倍晋三総裁との党首討論で議員定数の削減を条件に衆院の解散時期を明言した。その選挙で大敗し、政権と多くの仲間の議席を失った。
  • 演説に定評がある。22年には凶弾に倒れた安倍氏の追悼演説で「勝ちっぱなしはないでしょう」と語りかけた。その際に「安倍氏にスポットライトを当てるための政治人生。『かませ犬』みたいだ」と思いを漏らした。
  • 野田氏はプロレスファンとして有名だ。「かませ犬」という言葉を用いた長州力氏は後に人気レスラーになった。その姿に野田氏は再起をはかる自身を重ねる。