政倫審出席で扱いに差 世論から逆風、不記載議員の対応厳しく
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20241007&ng=DGKKZO83935380X01C24A0PE8000
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【コメント】
- 裏金議員の衆院選への自民党のスタンスが一定程度示された。
- 重い処分を受けた議員の非公認は明確だが、大多数の軽い処分の議員は地元の判断次第で公認をするとのことだが、これでは相当数の裏金候補者を公認することにならないか?
- いずれにしても、日本国民の政治に対するリテラシーが試される選挙。しっかりと良質な候補者を見極める時!
【記事概要】
- 石破茂首相(自民党総裁)が次期衆院選に向け、政治資金収支報告書の不記載があった同党議員らの扱いで踏み込んだ。比例代表での重複立候補を認めないのに加え、重い処分を科した一部議員らは党公認を与えない内容だ。政治資金問題への対処が甘いとの世論の批判をかわす狙いがある。
- 衆院選(15日公示―27日投開票)は収支報告書に不記載があった自民党議員50人ほどが立候補を予定する。大多数が小選挙区と比例の重複立候補になる方向だった。今回の方針でこれらの議員は小選挙区で勝ち上がるしか当選の道がなくなる。
- 首相が一連の判断に踏み切ったのは不記載議員の扱いをたなざらしにすると衆院選で守勢に立つことになるとみたためだ。
- 旧安倍派議員からは早くも怨嗟(えんさ)の声があがる。その一人は「比例復活なしで戦えと言われたら死刑宣告と一緒だ」と首相を批判した。党内の亀裂を抱えながら衆院選に突入する。