「AIの父」にノーベル物理学賞 機械学習のヒントン氏ら
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20241009&ng=DGKKZO83989910Z01C24A0MM8000
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【コメント】
- ノーベル賞のシーズン。
- まずは近年のブームに乗ったAIに関する受賞が決まったようだ。
- 賞金は約1億6千万円を二人で分けるとのことだが、改めて認識すると意外と安い?
【記事概要】
- スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2024年のノーベル物理学賞を、米プリンストン大学のジョン・ホップフィールド氏とカナダのトロント大学のジェフリー・ヒントン氏に授与すると発表。
- 人工知能(AI)の基盤技術である機械学習に関する発見と発明が評価された。両氏の成果をもとに高精度な文章や動画像を生み出す生成AIが開発され、社会に大きなインパクトを与えている。
- ヒントン氏らの成果は生成AIの開発にもつながった。自然な文章や画像などを瞬時に生成するAIを米オープンAIや米グーグルなどが開発し、スマートフォンやパソコンで手軽に利用できるようになった。仕事の生産性を大幅に高めるなど、人々の生活や産業に大きな変革をもたらそうとしている。
- AIは使い方によっては人類の脅威にもなり得る。選考委員会の記者会見に電話で参加したヒントン氏は、AIの技術進展は「大きな影響力を持つことになる。その影響は産業革命に匹敵するだろう」と述べた。一方で「技術が制御不能になり得る脅威のように、将来起こりえる多くの悪い結果にも注意を払わなくてはいけない」と警鐘を鳴らした。
- 授賞式は12月10日にストックホルムで開く。賞金は1100万スウェーデンクローナ(約1億6000万円)で両氏