〈衆院選2024〉X、「政治とカネ」に関心 論点巡る投稿分析、政策論争は低く
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20241021&ng=DGKKZO84236690Q4A021C2PE8000
【コメント】
  • 昨日は選挙カーをかなりの頻度で見かけた気がする。それに煽られて街中で掲示されているポスターを改めて見た。正直、会って会話をしたこともないので、どの個別候補者が適切なのか判断ができないので、結局は所属政党が選ぶことになるかな?
  • さて、裏金が大きな論点となっているが、裏金に関わる自民党非公認候補者は「政治資金を私的流用など違法な使い方はしていない。政治資金報告書に未記載だっただけだ」と釈明している。こんな釈明が本当に理解されると思っているのであろうか?
  • 「未記載」ということは、明らかに「粉飾をしていた」ということ。また未記載ならば、「私的流用をしていなかった」という証拠はどこにあるのだろう一般国民や企業の税務申告で帳簿に未記載ならば、売上高に対応するコストとは見なされず課税対象。
  • 全員とは言わないが、政治家の常識は庶民の感覚からは激ズレしている。

 

【記事概要】
  • 衆院選の投開票(27日)まで1週間を切った。日本経済新聞が選挙の論点についてX(旧ツイッター)の投稿を分析。
  • 最も投稿が多かったのは「裏金」。次に多い「消費税」。政治資金問題に関連する「不記載」も90万件近い投稿があった。
  • 「裏金」を含む投稿は、9月27日の自民総裁選の直後は1日10万件程度。10月に入り政治資金収支報告書に不記載があった議員も公認する案が浮上した。石破茂首相(党総裁)が記者団に「何も決まっていない」と観測を打ち消した4日に30万件超のピークを記録。野党側は選挙戦で「裏金隠し解散だ」などと強く批判しており、投稿数は足元でも高い水準。
  • 個別の政策に関するキーワードで目立ったのは「消費税」。立憲民主党が「分厚い中間層の復活」を掲げる公約を発表した7日前後を境に投稿数が増えた。
  • 「年金」に関する投稿も自民の公約発表のタイミングで関心が高まった。
  • 一方で自民総裁選の争点でもあった「夫婦別姓」は伸びていない。選択的夫婦別姓を巡っては立民などに加え、自民と連立を組む公明党が公約で実現を訴えている。与野党の主張に大きな隔たりがないことで関心を喚起していない可能性がある。