日経平均1027円安 期待外れの決算で売り圧力
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20241102&ng=DGKKZO84547800S4A101C2EA1000
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20241102&ng=DGKKZO84547800S4A101C2EA1000
【コメント】
- 昨日の日本株は1,000円以上の下げ。4桁内外の上下動は最近多いので感覚が麻痺しています笑。
- ここまでの企業の決算発表が冴えないことや、一昨日の日銀の「今後利上げします!」のメッセージにより円高にふれたことが重荷。
- 円高になると、企業業績悪化とドル圏の投資家が日本に投資し辛くなり日本株安。一方、日本人は更にドル圏への投資を増加させる。結果資金はドンドン米国企業へ。そして米国企業の競争力がますます強くなる。
- 円高で輸入物価は下落するという恩恵はあるが、総合的に見れば円安のメリットは大きいのだが、、、。アベノミクスはある意味では正しかった!
【記事概要】
- 日本株への売り圧力が強まっている。1日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比1027円(3%)安の3万8053円で終えた。
- 下げ幅は9月30日以来およそ1カ月ぶりの大きさ。日銀の早期追加利上げの思惑が円高進行への警戒感を強めていたところに前日の米市場でハイテク株が大きく崩れた流れを受け、東証プライム銘柄の9割弱が値下がりする全面安。
- 投資家心理が弱気に傾くのは主要企業決算が「期待外れ」なこともある。
- SMBC日興証券は実績値が市場予想対比で10%以上乖離(かいり)した銘柄数から「決算サプライズ」比率を算出している。7~9月期の開示はまだ3割強にとどまるが現時点でマイナス26と、コロナで業績が予想外に下押しされた20年1~3月期(マイナス50)以来の失望優位。
- 「市場予想は円安基調を追い風に業績上振れ着地への期待が含まれていた」と落差を分析する。
- 「期待よりも下期の需要や業績の回復余力を感じられない」として、様子見しているという。