JAL、サイバー攻撃で欠航や遅れ システム不具合、復旧に6時間
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20241227&ng=DGKKZO85764360X21C24A2MM8000
三菱UFJ銀行、ネットバンキングで障害 サイバー攻撃で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB2692W0W4A221C2000000/
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三菱UFJ銀行、ネットバンキングで障害 サイバー攻撃で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB2692W0W4A221C2000000/
【コメント】
- 大企業を標的とするサイバー攻撃が起こっている。
- 日本航空と三菱UFJ銀行が被害に遭っているが、どちらも大量のデータを送りつけ機能を停止させる古典的な手法のようです。
- 企業の大小を問わず、サイバー攻撃対策をしていても、その隙をついてくるのが、サイバー攻撃です。
- 対策を講じることが基本ですが、被害にあって莫大なコスト負担に備える「サイバー保険」の加入も必要です。
- ご相談はTakeoffer会計事務所へ!
【記事概要】
- 日本航空は26日、サイバー攻撃を受けてシステムに不具合が起きたと発表した。国内線の4便が欠航し、国内線と国際線の71便に30分以上の遅れが出た。航空券の販売も一時見合わせた。発生から約6時間後の同日午後1時過ぎに復旧した。顧客データの流出は確認されていない。
- 社内外をつなぐネットワーク機器がサイバー攻撃を受けた。飛行計画を国土交通省に連絡するシステムに影響が出たほか、搭乗手続きや自動で手荷物を預けるシステムも一時停止した。27日も出雲空港から羽田空港に向かう1便が欠航する。
- 捜査関係者によると、警視庁はJALからサイバー攻撃について相談を受けた。詳しい状況を調べている。JALからは「外部に接続しているルーターに大量のデータが送られている」との情報が寄せられた。サーバーに大量のデータを送りつけて機能を停止させる「DDoS(ディードス)攻撃」の可能性がある。
- サイバー攻撃の対策サービスを手掛ける米クラウドフレアによると、7~9月に同社が検知したDDoS攻撃は世界で約600万件あった。前年同期に比べて55%増えている。主に金融機関やIT(情報技術)企業が標的になっている。
- 三菱UFJ銀行は26日、インターネットバンキングでサイトにアクセスしにくくなる障害が発生したと発表した。同日午後2時47分ごろからスマートフォンやパソコンでの利用に支障が出ている。外部から大量のデータを送るサイバー攻撃が原因としている。26日午後9時の時点では生体認証を使ったログインがしにくい状態が続いている。
- 三菱UFJ銀行は「ご不便をおかけし誠に申し訳ございません」とコメントしている。障害が起きたのは個人向けの「三菱UFJダイレクト」。三菱UFJ銀はシステムの復旧を急いでいる。サイバー攻撃による顧客情報の流出などは確認されていないという。
- 法人向けのネットバンキング「ビズステーション」も一時アクセスしにくくなっていた。26日午後9時の時点では安定して利用できるようになっている。