元日初売り、そごう横浜に1万人列 東京ディズニーも盛況
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC238E30T21C24A2000000/
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【コメント】
- 最近元旦はコンビニ以外は開店していないと誤解していましたが、そごう横浜店やイオン、家電量販店などが開店し賑わっていたようです。高額品というよりはお得感のある日常品の福袋が売れ筋のようでした。
- また東京ディズニーランドは大盛況だったようです。チケットが高額化していたと聞いていましたが、ここ一点の高額体験消費は旺盛のようです。円安で海外旅行が行きにくくなったこともあるのかもしれませんが、国内にお金が落ちることは良いことだと感じます。
- 5日の日曜日までの正月連休ですが、どこまで消費が伸びるでしょうか?
【記事概要】
- 百貨店や家電量販店、スーパーなどで1日、2025年の初売りが始まった。そごう横浜店(横浜市)は初売りを待つ来店客約1万人が列をつくった。
- レジャーでは東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)なども来園客で盛況となった。百貨店などでは物価高を背景に正月のハレの日もお得さを打ち出した商品が人気となった。
- そごう横浜店では約3万個の福袋を用意した。「ワイシャツ5枚福袋」(5500円)は、開店後1時間もたたずに完売するなど、実用的な福袋が人気を集めた。横浜スタジアムの見学ツアーやオープン戦の観戦などができる福袋(5500円)や、横浜中華街で肉まんづくりができる福袋(6600円)など地元ならではの体験型の企画もそろえた。これらは1〜3日に応募を受け付け抽選で販売する。
- 東京都内や名古屋市では主要百貨店の営業がゼロとなり例年と違った風景となった。従業員の働き方改革の一環で初売りを遅らせる百貨店も相次いる。
- そごう横浜店の豊田隆信店長(そごう・西武常務執行役員)は「(従業員の)ワークライフバランスは非常に重要だ。一方で顧客の(元日営業に対する)需要も非常に高い」と同店で元日営業を決めた背景について語った。
- スーパーや家電量販店も多くの人出でにぎわった。
- イオンは総合スーパー380店舗の元日初売りで食品や家電などを買い物カートのかごいっぱいに商品を詰めた「福カート」を最大5割引きで販売した。1日正午時点の売上高は前年並みとなったが、食品部門は前年に比べ約5%増えた。そのうち総菜のピザや、ワイン、牛肉などがよく売れた。家族や親戚などとの大人数の食事機会が増えているとみられ、新年の食卓を彩る商品の需要が高まったようだ。
- ビックカメラ有楽町店(東京・千代田)ではミラーレス一眼カメラやiPadなどを割安に買える「福箱」を買い求める人たちが列をつくった。先着・抽選販売の受け付け開始の午前9時には約500人が並び、同店は福袋の販売開始を20分早めた。
- 消費者は日常的な支出では節約する傾向を強めている。一方でテーマパークや旅行などのレジャーやサービスでは付加価値の高い体験にお金を重点配分して使う「メリハリ消費」の傾向もみられる。
- 東京ディズニーランドでは1日、正月イベントが始まった。和装したミッキーマウスやミニーマウスらが登場するパレード「ニューイヤーズ・グリーティング」を1日1回開催する。園内は午後2時時点で、TDLの「美女と野獣”魔法のものがたり”」が140分待ち、東京ディズニーシーの「ソアリン:ファンタスティック・フライト」が160分待ちと主要なアトラクションをはじめ、園内はにぎわっていた。正月イベントは13日まで開催する。
- 神奈川県の八木義之さん(65)とありささん(51)の夫婦は「(OLC直営の)ディズニーアンバサダーホテルは素泊まりで10万円した。値は張るが新年はディズニーで迎えるのが楽しみなので奮発した」と話した。