経理・財務人材「AI活用に課題」4割 デロイト調査
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20250717&ng=DGKKZO90073400W5A710C2DTB000
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20250717&ng=DGKKZO90073400W5A710C2DTB000
【コメント】
- 今後は、AIを有効活用できる経理財務人財だけが生き残れます。
- 人手不足の問題もありますが、企業の間接業務をAI活用で効率化することが5年後の企業の優劣を決めます。
- AIを有効活用が進んでいる企業への業務委託を進めることも一つの施策です。
- Take0ffer会計事務所は税理士事務所の中でも一歩秀でています! 貴社の効率化を検討中のかた、ご一報ください。
【記事概要】
- 日本企業の経理や財務人材の約4割がデジタルや人工知能(AI)の活用に課題があると捉えていることがデロイトトーマツグループの調査でわかった。非財務情報の開示などで経理部門の業務が増えるなか、人手不足も課題となっている。
- 日本企業の経理や財務部門の経営課題に関して2025年3~4月にかけて調査した。国内上場・非上場企業にアンケートを実施。経理や財務部門に所属する約1000人から有効回答を得た。
- 最も回答が多かったのは「DX・AIの活用」で全体の39%が経営課題にあげた。デジタルの活用による業務の効率化が遅れていることがうかがえる。パソコンのデータ入力などを自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)技術や光学式文字読み取り装置(OCR)サービスなどの活用が進んでいないことが背景にある。
- 「人材の不足や確保」も36%が経営課題にあげた。非財務情報の開示拡充やFP&A(財務計画・分析)機能の強化を急ぐ企業は多く、経理人材の引き合いは強まっている。デロイトの小口秀人マネージングディレクターは「自前での育成や採用だけでなく、業務の外部委託などをさらに進めていく必要がある」と指摘している。