会計士の4割「AI脅威」 民間調査 業務代替、若手に危機感https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20251119&ng=DGKKZO92679730Y5A111C2DTB000
【コメント】
- 若手会計士がAIの威力を是認し脅威を感じているとの記事が掲載されています。
- 確かに、監査業務にAIが導入されるなどある程度疑義がある会計処理を洗い出す機能を活用する監査法人が増加しています。ただこれらは単にこれまで人間系で洗い出していたものをAIを活用するだけです。
- AIが洗い出した会計処理を審査するのは人間です。特に減損判定などは企業が示す将来に向けた事業計画に真実性があるかどうかを見極めなければなりません。これは会計士自身が担当企業の事業を取り巻く状況を多角的にチェックし見極める必要があります。
- AIはある程度の単純作業を置き換えることは可能ですが、それを最終的に正しく判断するのは人間です。これまで以上に事業に入り込み多角的な情報を入手できる素養がある会計士が生き残っていけるのだと思います。
【記事概要】
- 公認会計士の間で人工知能(AI)を業務上の脅威と考える傾向が強まっていることが分かった。会計士専門の転職支援事業のピー・シー・ピー(PCP、東京・文京)が2025年に実施した調査で、AIに仕事を奪われる可能性が「あると思う」と回答した比率は43%となり「あると思わない」の38%を上回った。
- PCPが公認会計士約1000人から回答を得た。監査法人所属や企業での勤務、独立開業など様々という。前回同じ質問をした19年調査ではAIに仕事を奪われる可能性があるとの回答は27%で「あると思わない」が52%と過半を占めた。
- 25年調査の結果を年代別にみると、AIに脅威を感じる比率として25歳未満が67%と最も高かった。このほか25歳以上30歳未満が48%、30歳以上35歳未満が52%などの結果となり若い年代ほど危機感が強かった。19年調査では明確な傾向は見られなかった。
