NYダウ、一時900ドル安 「グリーンランド関税」で米トリプル安https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN20BID0Q6A120C2000000/
【コメント】
  • 来ました、米国トリプル安!
  • トランプ大統領のグリーンランド取得(併合?)に嫌気をさした金融市場は大混乱をしています。
  • 金融市場の緊張感を映すため「恐怖指数」とも呼ばれる米国株の変動性指数(VIX)は上昇し、約2カ月ぶりに20台に乗せています。(30をうかがうレベルになるとマズイ水準です)
  • 今日の日本の株式市場も昨日に続き弱含みの予想です。
  • トランプ大統領の大暴れと衆院選挙の動向がハッキリするまでは、金融市場の弱含みが続くと感じます。
  • 明日はダボス会議があり、ここでトランプ大統領が何を発言するのかが一つのポイントです。
ダボス会議
  • スイスのジュネーブを本部とする非営利財団の世界経済フォーラムが毎年1回、1月に開催する年次総会。 スイスの保養地ダボスで行われることから、「ダボス会議」と呼称されています。1971年からの歴史をもち、世界各国の首脳や大企業のトップなど有識者が集まり、各年の議題に基づき議論する会議です。

【記事概要】

  • 20日の米株式市場は大幅続落し、ダウ工業株30種平均は一時前週末比900ドル超下落した。トランプ米大統領は17日、米国がデンマーク自治領グリーンランドを取得するまで欧州8カ国に追加関税を課すと表明し、欧州側は反発した。地政学リスクの高まりを警戒して株売りが優勢で、ドルや米国債も下落し、トリプル安の様相だ。
  • 19日の米株式市場はキング牧師誕生日の祝日で休場だった。米東部時間午前9時半ごろにダウ平均は前週末比690ドル程度低い4万8670ドル近辺で推移していた。その後は安定しない展開が続いている。米東部時間午前11時過ぎにはダウ平均が前週末比500ドルほどに下落幅を縮める場面もあったが、その後再び下げ幅が広がりつつある。
  • 取引時間中としては5日以来の安値を付ける場面があった。エヌビディアアマゾン・ドット・コム、スリーエム(3M)などの下落率が大きい。
  • トランプ氏が発表したグリーンランド関連の関税は「取引成立に向けた見せかけであり、『TACO(トランプはいつも腰砕け)トレード』だと信じる投資家の姿勢は根強い」と金融調査会社ローゼンバーグ・リサーチ創業者のデービッド・ローゼンバーグ氏は分析している。
  • 今回の市場の反応について、UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのウルリケ・ホフマン・ブルハルディ氏は「短期的な変動リスクはあるものの、世界の株式相場は上昇するだろう。株式比率が低い投資家には追加投資を推奨する」とも指摘した。
  • ドルの総合的な強さを示すドル指数は一時前週末比1%強下落した。円相場は一時1ドル=157円台半ばと、20日東京市場から1円近く円高・ドル安が進んだ。
  • 米債券市場では各年限の米国債の利回りに上昇(債券価格は下落)圧力がかかっている。長期金利の指標である10年債利回りは一時前週末比0.09%高い4.31%に上昇した。高市早苗政権の財政拡張への警戒感から日本国債の利回りが上昇していることも、米国債売りの一因となっている。
  • 金融市場の緊張感を映すため「恐怖指数」とも呼ばれる米国株の変動性指数(VIX)は上昇し、約2カ月ぶりに20台に乗せた。米国資産の価格が下落するのと対照的に、金(ゴールド)は買われている。価格の国際指標であるニューヨーク先物(中心限月)は一時、過去1年間の高値となる前営業日比4%ほど高い4770ドル台まで上昇した。