米S&P500、最高値更新 イラン停戦期待でハイテク株に買いhttps://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN15CMN0V10C26A4000000/
【コメント】
- トランプ大統領は、「2日以内にイランとの協議が再開される」などとアピールしたり、中国の習近平氏にイランへの武器供与をやめてほしいなどと記載した書簡を送るなど、大活躍(?)をしています。
- また、原油問題を起点に世界経済には暗雲がたれこめています。ホルムズ海峡が開放されたとしても、その後遺症は数年にわたって我々の生活に影響を与えるとの見通しがあいつで出てきています。
- そのような状況ですが、昨日の米国S&P500株価指標は、過去最高値を更新したようです。イラン紛争の終結が近いとの観測が拡大し、これまで売られてきたハイテク株の買い直しが相場を押し上げました。実際に米国企業の決算が出始めていますが、この数値が悪くないということも投資家の強気を誘っていると考えられます。
- これを受け、今日の日経平均は終値の過去最高値(58,850円27銭)に近い水準まで値上がりする可能性があります。
- 他の報道にありましたが、米国のベッセント財務長官が10日ほど前に、米国の有力投資家が集まる会合で「株を売るべきではない」と述べたそうです。ベッセント氏がインサイダー的なことを言うはずはありませんが、トランプ氏の動向からの私見を述べたと推察されます。正しい私見のようです。(投資は自己責任で!)
【記事概要】
- 15日の米株式市場で主要株式指標のS&P500種株価指数は前日比0.8%高の7022.96と続伸し、1月27日の高値(6978)を上回り、最高値を更新した。イラン紛争の終結が近いとの観測が拡大。これまで売られてきたハイテク株の買い直しが相場を押し上げた。
- ダウ工業株30種平均は前日比72ドル27セント(0.15%)安の4万8463ドル72セントと反落して取引を終えた。
- トランプ米大統領がイランとの戦闘が終了間近だと14日夜の米FOXビジネスのインタビューで語った。市場関係者の間では戦闘終結への期待が強まり、株式が買われた。
- 米著名エコノミストのエドワード・ヤルデニ氏は14日夜に公開したリポートで「株式市場の見方では、少なくとも当面は戦争は終わった」と主張した。
- これまでの相場下落局面で売られてきたソフトウエア関連銘柄やハイテク銘柄に買いが入った。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500の構成銘柄では、テスラとアップルがそれぞれ7.6%、マイクロソフトが4.6 %上昇した。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は11日続伸し、前日比1.6%高と大きく上昇した。
- 一方、ダウ平均は3月27日に付けた今年の安値から前日までに3369ドル上昇していたこともあり、利益確定売りに押されて下落した。キャタピラーなどの資本財銘柄や、1〜3月期決算が好調だった銀行株、イラン紛争を材料に上げてきた石油関連株などが下落した。
