日経平均が最高値、5万9518円 中東の緊張緩和期待でhttps://www.nikkei.com/paper/article/?b=20260417&ng=DGKKZO95714330X10C26A4MM8000

【コメント】

  • 昨日は日経平均が史上最高値を更新しました。
  • 世界的にも株価は高水準にありますが、日本は原油耐性が脆弱ななかでの高値更新です。
  • 米国とイランの緊張が早晩緩和するであろうという前のめりの期待感から、外国人投資家の買いが強いようです(日本人の個人は売り子しているよう)。
  • 原油には直接関係が薄いAIや半導体関連株が凄い勢いで買い戻されていることが全体の相場を強く牽引しており、その他の株は冴えないようです。
  • 日本は原油を中東に大きく依存しており、この影響が4月下旬から5月上旬の決算発表時の2026年度予想値に表れてくることが考えられ、台風下のお祭りも長くは続かないとの声もあります。(投資は自己責任で!)
  • 先ほどトランプ米大統領は「イスラエルとレバノンが10日間の停戦で合意した」とSNSで発表したようですが、過激なイスラエルのネタニヤフ氏は「我々はレバノンにとどまる」と述べているとか。
  • トランプ大統領が、米国のユダヤ富豪から多額の政治献金を受けている限りは、中東の混乱は終わらない気がします。

【記事概要】

  • 16日の東京株式市場で日経平均株価が3日続伸し、終値は前日比1384円(2.4%)高い5万9518円と史上最高値を更新した。米国とイランが緊張緩和に向かう期待先行の買いが続いた。
  • イラン攻撃直前の2月27日の高値を1カ月半ぶりに上回った。
  • けん引役は半導体関連株だ。16日の日本の取引時間中に発表された台湾積体電路製造(TSMC)の2026年1~3月期決算で、純利益が市場予想を上回った。地政学リスクの高まりや資源価格の高騰下でも人工知能(AI)による成長ストーリーは不変との見方が広がった。
  • フィデリティ投信の重見吉徳マクロストラテジストは「米企業の12カ月先の予想1株当たり利益(EPS)はハイテク業種を中心に上方修正が続いており、日本のハイテク企業にも業績改善期待が連鎖しやすい」と指摘する。
  • 中東情勢収束への思惑から世界で株式市場にマネーが回帰している。15日には米S&P500種株価指数やナスダック総合株価指数も最高値をつけた。
  • もっとも短期の過熱感は強まっている。日経平均は3月末の直近安値5万1000円台から2週間あまりで上げ幅が8000円を超えた。大和証券の阿部健児チーフストラテジストは「中東交渉がどうなるか不透明感はなお強い。今後本格化する決算発表で企業が27年3月期業績に慎重な見方を示せば上昇が止まる可能性もある」とみている。
  • 原油価格が高止まりするなか、世界的株高の起点となった産油国の米国と比べて輸入に頼る日本経済は打撃を受けやすいとの慎重な見方も多い。