首相、参院予算委の集中審議に出席へ 野党要求に応じる 政府法案成立へ軌道修正https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20260707&ng=DGKKZO97387580W6A700C2PD0000

【コメント】

  • 昨日、高市首相出席のもと参議院決算委員会が開かれました。
  • 高市首相の総裁選での誹謗中傷動画に関する答弁を書面に変えるということに野党が反発し審議が中断していました。
  • この野党の審議拒否に対し、自民党内からも高市首相に対する批判が出ていたことにより、高市首相が出席する判断をしたことにより審議が再開されたようです。
  • そもそも高市首相は、歴代の首相と比較すると各委員会への出席時間や党首討論の回数が少ないと野党からの批判を受けています。
  • 国会の会期末は今月17日が予定されており、それまでに皇室典範の改正案など多くの法案を成立させたいことにより高市首相が出席を決めたようです。
  • 昨日は多忙でしたので、録画した委員会の状況を確認しましたが、以前の立憲民主党の杉尾議員が行ったような詰問を繰り返すような質問はありませんでした。まともな委員会が行われたように感じます。
  • 17日に会期末を迎えるということですが、現時点で積み残している法案は皇室典範のほか原子力発電やコメ政策に関わる法案があります。また維新の会が重視している定数削減法案や副首都の法案も重要な案件ですので、会期を延長し懸案となっている案件を充分に議論していただきたいと国民の1人として強く国会議員に求めたいと思います。

【記事概要】

  • 高市早苗首相が参院予算委員会の集中審議に出席する見通しになった。皇室典範の改正案など政府提出法案(閣法)の今国会成立が危うくなり、野党の意向に応じる方針に修正した。野党が反対する衆院議員の定数削減法案は火種として残る。
  • 高市早苗首相は6日、参院決算委員会に出席した。国会審議への出席について「これからも求めがあればしっかりと出席して答弁させていただく」と言明した。立憲民主党の吉田忠智氏への答弁。
  • 首相の答弁に先立ち、自民党の磯崎仁彦、立憲民主党の斎藤嘉隆両参院国会対策委員長は同日、国会内で会談した。
  • 磯崎氏は参院で党首討論を7月中、予算委員会の集中審議を今国会中にそれぞれ開きたいと伝達した。いずれも首相が出席する。全ての政府提出法案を今国会で成立させることに野党が最大限努力することを前提とした。
  • 野党の参院国対委員長らはこれを受けて6日に国会内で会談し、参院に送付済みの閣法の審議に応じる方針で合意した。野党側は法案審議の日程調整に応じる条件として、予算委の集中審議などへ首相の出席を求めていた。
  • 首相は同日、首相官邸で自民党の松山政司参院議員会長と面会していた。国会日程を巡り協議した。松山氏は面会後、首相から呼びかけがあったと明かした。記者団に「首相と十分な協議ができたのでこれから野党と協議を進めたい」と述べた。
  • 会期末の17日まで2週間を切り、全ての法案成立は困難な情勢にある。6日時点で今国会に提出した閣法のうち17本が未成立だ。皇室典範のほか原子力発電やコメ政策に関わる法案が残る。与党は審議再開に向け野党との協議を急ぐ。
  • 火種も残る。日本維新の会が重視する定数削減法案や副首都の法案だ。維新が今国会成立を掲げる一方、野党は撤回すべきだと主張する。与党が衆院で2法案の審議入りを委員長職権で進めたため、野党は全ての委員会で審議に応じていなかった。
  • 維新の中司宏幹事長は6日に都内で自民党の鈴木俊一幹事長と会談し、国会の会期延長を改めて要請した。2法案について「最後の段階まで成立するために努力していく考えには変わりはない」と語った。中司氏が会談後、記者団に話した。
  • 出口はまだ見えない。衆院では与野党の議院運営委員会筆頭理事が6日に国会内で会談した。与党筆頭理事を務める村井英樹氏(自民党)は皇室典範の審議入り日程に関する協議を申し入れたものの、野党側が受け入れなかったと明かした。