個人国債の発行4兆円 4~8月、金利上昇で最高ペースhttps://www.nikkei.com/paper/article/?b=20260814&ng=DGKKZO98142030T10C26A8EP0000
【コメント】
- 「そうかな、、、」と思っていましたが、ここまで増えていたとは!
- 個人向け国債が過去最高のペースで増加しています。2026年度は4~8月までの5カ月でおよそ4兆円と前年度同期より6割多く、すでに25年度総額の半分を超えているそうです。
- 3年、5年、10年の満期商品があり、3年(1.71%)、5年(2.06%)は固定金利、10年(1.87%)は変動金利です。1年経てばいつでもペナルティー無しで解約できる利便性も好感されているようです。1万円から買える手軽さも魅力です。歴史的な金利上昇を背景に、リスクフリーで比較的高金利を享受したい層に支持されてい流ようです。
- 一方で米国債の金利は現在約4%です。金利差を見れば米国債を購入した方がお得感があります。ただし円高になっていくと損失が出ます。日米協調の為替介入により一時的に円安是正が行われましたが、ファンダメンタルは円安基調と言われています。今後5-10年の間に円安となれば、高金利と為替差益が得られます。が、、、。
- 対局的に見れば、リスクを避けるならば日本国債、急激な円高にはならないと思うならば米国債ではなく更に利回りが期待できるオルカンやS&P500への投資でしょうか?
- ちなみに96歳の父親は先日10年国債を買っていました。あと10年は元気でいて欲しいです!(投資は自己責任で!)
【記事概要】
- 個人向け国債の発行額が過去最高ペースで伸びている。2026年度は4~8月までの5カ月でおよそ4兆円と前年度同期より6割多く、25年度総額の半分を超えた。歴史的な金利上昇を背景に過去最高額を更新する可能性がある。
- 利率を半年ごとに見直す変動10年債のほか、発行時の利率が変わらない固定5年債と固定3年債の3種類がある。金融機関で1万円から購入できる。国が元本と最低金利0.05%(年率)を保証する。
- 財務省によると、8月分の発行額は1兆177億円で、4~8月の合計は4兆661億円と前年度同期より66.3%増えた。25年度も6兆1526億円と19年ぶりの高水準だった。いまのペースが続けば、過去最高だった05年度の7兆2712億円の更新も視野に入る。
- 日銀が政策金利を引き上げ始めたことで資産運用の手法として魅力が増している。財務省は市場金利に基づいて適用金利を決める。いま募集中の9月発行分は変動10年が1.87%、固定3年が1.71%、固定5年が2.06%といずれも過去最高を付けた。
- 日本総合研究所の桂田健吾副主任研究員は「金利上昇で預金を上回る金利収入が期待できる」ことが人気を呼んでいると指摘する。
- 日銀が国債買い入れを縮小し、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは上昇傾向にある。財務省が実施する国債入札が「低調」と市場が受け止めて長期金利が上昇する局面が続き、足元では2%台後半で推移する。
- 金利上昇は政府の利払い費負担を増やし財政の圧迫要因となる。政府は国債の安定発行に向けた新たな受け皿として個人に期待する。
- 財務省は個人向け国債の商品性を高めることで販売の拡大を目指す。5月に開いた研究会では元本が物価に応じて変動するインフレ連動国債や1年未満で満期を迎える年限が短い商品といった提案があった。
- 政府は7月に決定した経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)に「個人向け国債の魅力向上による国内投資家層の拡大を図る」と記載した。
