千葉豪雨、放置車両の撤去見通せず 2700台が道路ふさぐhttps://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD160YF0W6A810C2000000/
【コメント】
- 気象庁が「令和8年8月千葉豪雨」と命名した災害は予想以上の被害をもたらしています。。千葉市中央区の24時間降水量は観測史上1位の367.0ミリを記録するなど大きな被害が出ており、各地で復旧作業や行方不明者の捜索が進められています。
- 千葉市中央区は、千葉市の南西部から中央にかけて広がり、東京湾(千葉港)に面しています。 区内には千葉県庁、千葉市役所のほか、裁判所などの行政機関や多くのオフィスビルが集中しています。またターミナル駅であるJR千葉駅や、京成電鉄(千葉中央駅など)、千葉都市モノレール、さらには外房線・内房線などが交差するJR蘇我駅などが位置し、交通網の結節点となっている地域です。このような千葉県の中心部での水害は正直驚きです。
- 豪雨から3日経過した日曜日の夜時点でも、いまだ水に浸かった車が2700台放置されているとのことです。これにより車内で数人の犠牲者も出ています。お盆の時期と重なったこともあり、JAFやロードサービス、運搬先となる修理工場等への依頼が殺到(JAFには期間中2,000件以上の要請)しているそうですが、対応が全く追いつかないとのことです。
- もし自分の車が浸水被害に遭った場合にはエンジンを再始動させると電気系統のショートによる車両火災などの重大な二次災害につながる恐れがあるそうです。
- またキーをアクセサリーモード(ON)にせず、そのままの状態で写真を撮影するなどして被害状況を記録し、加入している保険会社やディーラーに連絡することが必須のようです。洪水や高潮による水没も補償対象に含まれる車両保険でも、エンジンをかけようとしたりすると保険金が支払われない可能性があるそうです。
- ほとんどの車所有者は対人対物の自動車保険に加入していますが、車両保険に入っていない人が相当な比率でいるようです。日本は異常気象などで災害が増加しているので、車両保険加入が必須かと思います。
【記事概要】
- 13〜14日の千葉県の豪雨では、冠水した道路で動けなくなり放置された車両の撤去が課題となっている。約2700台が確認され、一部は道路をふさいでいる。
- 県と千葉市は撤去を急ぐが「完了時期は見通せない」(県担当者)。被災者は生活の足を失った上、修理などの出費を強いられ頭を抱える。
- 千葉市中央区では15日、市職員らが迫る車に注意しながら放置車両を道路脇に移動させていた。市によると、市管理道路の放置車両は約2500台で、うち約500台が通行の支障になるとして市が撤去を進めている。
- 土木管理課の担当者は「全てにレッカー車を手配することはできない。われわれで動かせるものは動かす」と車を押す手に力を込めた。
- 千葉市の女性(38)は9歳と3歳の娘を乗せて自宅に向けて車を走らせていた際、冠水した道路にはまった。水位がみるみる上がり「アクセルを踏んでも進まなくなった」と振り返る。
- 路上に取り残されていた愛車は15日、市が手配したレッカー車で自宅に戻ってきた。まだ購入して1年ほど。保険会社の対応のめどは立たず「修理代がどのくらいかかるのか。ショックで涙が出てきた」とこぼした。
- 日本自動車連盟(JAF)は、一度水没した車両のエンジンをかけると、破損や感電の危険があるとして、自分では動かさず、ロードサービスに相談するよう呼びかけている。復旧作業の支援のため14日、ロードサービス特別支援隊を派遣すると公表した。
- 千葉市の神谷俊一市長は16日の災害対策本部会議で、放置車両に関し「通行を確保するための(道路脇への)移動から、撤去に向けて対策をさらに強化していかないとならない」と訓示。作業の加速を求めた。
