中国で「世界ヒト型ロボット運動会」開幕 100メートル走9秒32https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM220TI0S6A820C2000000/
【コメント】
- 昨日早朝、ミラノ・コルティナ冬季五輪フィギュアスケートのペアで日本勢初の金メダルを獲得した三浦璃来さん(24)、木原龍一さん(34)の「りくりゅう」がインスタグラムで婚約を発表しました。偉業を成し遂げた両名を祝福したいと思います!
- 中国でのロボット開発が盛んです。土曜日に中国で「世界ヒト型ロボット運動会」が開催されました。
- 開幕式の終了後に実施した大型ロボットの100メートル走予選では、9秒32で完走、2009年にウサイン・ボルト選手が打ち立てた人間による世界最速記録の9秒58を超えました。
- 今週26日まで大会が行われ、陸上トラック競技やサッカー、重量挙げや綱引きなどが行われるそうです。
- 先週、ロボットを開発する中国新興企業の宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)が上海証券取引所に上場しました。初値ベースの株式時価総額は約4450億元と日本円換算で約10兆5000億円に達し、パナソニックホールディングス(HD)や任天堂と肩を並べる市場の評価を得ています。
- すり合わせ技術が得意な日本にとってロボットは勝ち筋ではないかと思っていましたが、中国の技術進歩、恐るべしです。
- 円形のお掃除ロボットが加速度的に普及したように、家事支援ロボットが日本の家庭を席巻する日も遠くないかもしれません。日本企業にも頑張って欲しいと思いますが、もはや電気自動車のように中国企業の独壇場になるかもしれません。
【記事概要】
- 中国の北京で22日、「世界ヒト型ロボット運動会」が開幕した。世界16カ国から計2056台のヒト型ロボットが参加し、運動制御や人工知能(AI)モデルの性能を競う。陸上競技などでどんな「世界新」が生まれるかに注目が集まる。
- 22日夜の開幕式では中国スタートアップ各社のヒト型ロボットがトラックの周りを行進し、観客に手を振って愛嬌(あいきょう)を振りまいた。サッカーや卓球、格闘技など、運動会の競技種目の一部も演示した。
- 開幕式の終了後に実施した大型ロボットの100メートル走予選のトップチームは9秒32(速報値)で完走した。2009年にウサイン・ボルト選手が打ち立てた人間による世界最速記録の9秒58を超えた。翌日以降の決勝などで記録の上積みに期待がかかる。
- 世界ヒト型ロボット運動会の100メートル走予選に出場し、10秒未満で完走したロボット(22日、北京市)
- 大会は北京市政府などが主催し、25年8月の初回に続いて2度目の開催となる。参加チームは666団体と前年の2.4倍、参加ロボット数も同4倍になった。22年に北京冬季五輪の会場として使われた施設で競技する。
- 26日までの5日間、前回の2倍近い51種目を競う。陸上トラック競技やサッカーのほか、今年は重量挙げや綱引きなどが新たに種目として加わる。スポーツ以外に家事、ホテル、物流など実用種目も競う。
- 北京では26年春にヒト型ロボットのハーフマラソン大会を開いた。優勝チームが50分26秒で完走して前年大会の記録を3分の1以下に縮め、人間の男子世界記録を超えた。今回の運動会も前回からの1年で各種性能がどれだけ高まったかを測る機会になる。
- 世界ヒト型ロボット運動会の開幕式で四足歩行ロボットにまたがるヒト型ロボット(22日、北京市)
- 中国はヒト型ロボット産業の育成に力を入れている。習近平(シー・ジンピン)指導部は30年を最終年とする第15次5カ年計画に、育成すべき未来産業の一つとして「エンボディードAI(身体性を持ったAI、フィジカルAI)」を盛り込んだ。
- 19日には同ロボットを開発する新興企業の宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)が上海証券取引所に上場した。同日から北京では「世界ロボット大会」も開催中だ。
- 今回の運動会は一般人でもチケットを買えば場内で観戦できる。中国当局にとっては、このイベントを中国勢の技術力を世界に発信する機会にするのと同時に、国内における産業育成の機運をさらに盛り上げる狙いもありそうだ。
