ベッセント氏「今や私が胴元だ」 投機的な円売りをけん制https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN09BBL0Z00C26A9000000/
【コメント】
- 今朝は特に目立った政治経済ニュースはないと思われます。
- ここ数日円高が進行していますが、米国のベッセント財務長官の発言が大きな話題となっています。
- 「今や私が胴元だ」 、、、昔ヘッジファンドで大活躍をした人が市場に対し強い牽制を行っている言葉です。「私と反対に賭けたいのであればそうすればいい」、、、恐ろしいですね! 日本政府の実弾為替介入より大きな効果が出ています。
- 一旦円安是正がなされると、輸入物価が落ち着き日本にとって一定のメリットがあります。
- 色々なニュースで報道されていますが、ベッセント財務長官は日本のために動いているのでは全くありません。日本が円安を止めるため米国債を売却すると、米国債の価格が下落し米国金利が高騰します。こうなると新発の米国債が発行しづらくなり、恒常的な財政赤字を支えきれなくなる可能性があるからです。「米国の破綻懸念」ですね(怖)。加えて、円高誘導をすることにより、日本の製造業の輸出競争力を減退させる狙いもあると考えられます。これはトランプ大統領が大好きな政策です。
- 日本は、米国の意向次第で右往左往してしまう国なのですね、、、。
【記事概要】
- ベッセント米財務長官は8日、足元の円相場や日米当局による円買い介入を巡って「私は(市場には流れていない)非対称な情報をもっている。今や私が胴元だ」と発言し、投機的な円売りをけん制した。
- 8日にテキサス州のサザンメソジスト大学で開催されたイベントで発言した。「人々は『財務長官がリスクを冒している』と言うが、私にとって夢のような状況だ」と述べた。政策当局者としての優位性を強調したとみられる。
- 日米両政府は7月末に外国為替市場で円買いの協調介入に踏み切った。ベッセント氏は米国が日本政府や日銀の動向について十分な情報を持っていると強調し「私と反対に賭けたいのであればそうすればいい」と語った。
- 対ドルの円相場は急速に水準を切り上げている。9日のニューヨーク外国為替市場では1ドル=153円台後半と、1週間前と比べて6円ほど円高・ドル安の水準で推移している。8日の東京市場では1ドル=152円台まで上昇し、2月中旬以来およそ半年ぶりの円高水準をつけていた。
