たんす預金、3カ月連続減 12月59.4兆円 新札切り替えも意識、物価高で価値下落避ける
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240207&ng=DGKKZO78288420W4A200C2EE9000
  • 民間の試算によると、2023年10月に3年7カ月ぶりに前年同月比でマイナスに転じて以降、3カ月連続で減少している。
  • 理由の一つは新札への切り替えを7月に控え、現行の紙幣を手放す動きが活発になっていることが要因。前回の2004年の紙幣切り替え時には一時、前年同月比で7.5%減少した経緯があり、今後たんす預金の解消が加速するかが焦点となる。
  • 二点目はインフレが加速している点。これは今回特有の理由。現金で持っているとインフレにより価値が目減りすることに敏感になり始めている。また新NISA導入も少なからずたんす預金減少の理由になっているのかもしれない。