製造業、純利益2割増 米で車・機械けん引 4~12月
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240208&ng=DGKKZO78320580Y4A200C2MM8000
製造業、稼ぐ力改善 4~12月利益率6.8% 金融危機後最高 値上げ浸透/中国関連は苦戦
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240208&ng=DGKKZO78320370X00C24A2EA2000

  • 上場する製造業の2023年4~12月期の純利益は前年同期から2割増え、同期間として2年ぶりの増益となったようだ。
  • 堅調な米景気を背景に自動車や機械などが販売を伸ばし、値上げを浸透させたことに加え円安も業績改善に相当寄与している。
  • ただ、中国景気の減速で化学や精密機器などが苦戦したよう。
  • 今後、コンスタントな賃上げ、米国景気の落ち着き、日米金利差縮小による円高懸念など、業績の下押し要因が散見されるが、業績好調のこの時期に、株主還元だけでなく、企業の収益力を高める投資を積極的に行うことが肝要で、この投資が最終的には株主価値の次向上につながる。