「中堅企業」を税優遇 設備投資やM&Aで 9000社規模、地域経済底上げ
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240214&ng=DGKKZO78448550U4A210C2MM8000
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- 経済産業省は従業員2000人以下の企業を「中堅企業」と新たに法的に位置づけ、地域経済のけん引役として重点的な支援に乗り出す。地域に根ざした中堅企業向けの賃上げ促進税制2024年度の税制改正で賃上げする中堅企業の優遇枠を新設する。
- 大企業の場合、給与増加分の25%を法人税から差し引くためには前年度から7%以上の賃上げが必要だが、中堅企業なら4%以上の賃上げで同水準を控除する。や設備投資、M&A(合併・買収)への税優遇を設けて後押しし、国内経済の底上げにつなげる。
- また、M&Aを複数回実施した特定中堅企業に関し3社目以降は株式取得額の全額を損失準備金に算入できるよう優遇する。設備投資への支援は通常なら投資額の4%を税額控除できる枠を拡充し、一定の条件を満たせば6%控除できるようにする。
- 中堅企業の優遇はとても重要だとは思うが、日本の多くを占め、技術やサービスの根幹を担っている中小企業にももっと活力を与える政策が必要ではないか?