省庁システム入札、新興を優遇  設立10年未満に加点 実績つくり成長後押し
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240220&ng=DGKKZO78605130Z10C24A2PD0000
  • デジタル庁が中小企業の活性化に一歩。デジタル庁がこのほど全省庁が参照するシステム調達の評価制度の実施要領を改訂。申請者がスタートアップであると説明する資料を提出した際の加点を提示。
  • スタートアップの評価項目を加えるよう義務付け、技術がある新興企業を底上げし、大手製品の採用が軸となっている現状を修正する。
  • 欧米ではすでにこの制度は始まっており、日本も中小企業を積極活用をする姿勢を明確にした。
  • 特に、日本のIT業界はシステム開発に下請けが何社も連なるのが実態。
  • 下請けは、買いたたきや不当な内容変更などを経験。自社で作業しないにもかかわらず利益を得る「中抜き」は最終下請けの33.5%が「感じたことがある」と答えた。
  • デジタル庁にはスタートアップが直接契約しやすくすることでこうした問題の改善につなげる狙いもある。
  • ただ加点数を見ると、スタートアップ加点は115点中10点。これで制度改定の主旨を全うできるのか、、、少し疑問。