連座制、罰則・手法で溝 政治資金問題 自民、議員失職に慎重論
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240423&ng=DGKKZO80205160S4A420C2PD0000
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- 自民党派閥の政治資金問題を受けて会計責任者だけでなく議員も処罰の対象とする「連座制」の導入が論点。
- 派閥パーティー券の収支の不記載や虚偽記入が問題となり、4000万円超のキックバック(還流)を受けた安倍派(小物)議員3人や派閥の会計責任者らだけが立件された。
- 安倍派幹部らは不記載について派閥事務局長や秘書しか把握していなかったとの弁明を続け、この安倍派幹部らの刑事責任が問われないことへの国民の目は非常に厳しい。
- これが、「連座制」の導入が検討の発端だが、民間からすると「何を今更?」「当たり前でしょ!」という感想。企業トップに組織内の監督・任命責任があるのは常識で、不祥事が起こればトップ自ら記者会見で深く陳謝するのが常識。「知りませんでした」などと発言すれば大炎上!
- 政治家は、どこか世間ずれしている。「オレ様たちは特別」という感覚があるのだと感じる。
- 「連座制」云々の議論も大切(、、、というか当たり前)だが、もっと大切なことは、不記載の隠し金が何に使われたかということだ。それを検察や国税がなぜもっと追求しないのか、、、??彼らも「オレ様たち」の支配下にあるからなのか?
- 加えて、パーテイなるものが何故必要なのか?懇親を深める意味での必要性は一部理解もきるが、そのパーテイで大幅な黒字を出し政治活動費に充てるということは、一般国民からすると理解できない。何故なら、国会議員には税金から活動費が支給されているのだから。それでは足りないという声があるようだが、企業でも家計でも、与えられた予算内で運営することは常識!
- 大学教授なども含めいわゆる公務員は接待を受けることは厳禁。これは、非常に徹底して守られている。国会議員が政策関連事項をヒアリング/議論する際になぜ会食が必要なのか? 選挙区の祭りや冠婚葬祭になぜお金を包まなければならないのか? 疑問! これら事項こそ法律で禁止すれば、国会議員の必要負担経費は激減する。この議論はされているのか?
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