値上げ 変わる食卓の常識4 二重価格でも「安すぎる」
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240614&ng=DGKKZO81380760T10C24A6EA1000
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240614&ng=DGKKZO81380760T10C24A6EA1000
- インフレ加速で、日本人の消費は鈍化傾向だが、、、。
- 豊洲 千客万来(約50の飲食店が軒を連ねる)は連日、円安の恩恵を受けるインバウンド(訪日客)でにぎわうが、市場で働く人や買い出しする日本人の姿はまばら。1万円のウニ丼など銀座すら超える価格設定が多いからだ。
- 家族で香港から来た観光客は「日本の海鮮丼を食べるのが夢。地元の和食店でも5千円以上はする。安すぎるくらいだ」とトロやイクラがのった1万8千円の丼をためらうことなく選ぶ。
- 「日本人はサーロインの3000円牛串を買わないが、訪日客は『安い』と言って買う」。外食大手ワタミは今後、国内は訪日客の需要が見込める場所にしか出店しない方針を表明。23年11月には和牛串焼きの持ち帰り専門店を東京・築地に開いたが、訪日客売上高は76%増と過去最高の伸び率。
- とはいえ日本人を相手にしなければビジネスは広がらない。東京都渋谷区で4月に開業した飲食店では日本在住者と訪日客で価格を変えている。訪日客は日本在住者より1000円。理由は、訪日客への接客コストを考えると金額を高く設定せざるを得ないとのこと。料金の適切な説明ができれば、二重価格表示でも問題にはならないと弁護士は見解を述べている。
- この記事を読んだ瞬間、先日東京駅で食事をした知人(日本人)が「異常な高価格に驚いた!」と語っていたことが思い出された。
- マイナンバーカードの利便性を高めるため、近々iPhoneにもマイナンバーカードが装填できるようだが、二重価格を設定する必要がある日本中の全店舗で、マイナンバーカードの提示をキーに二重価格を普及させてはどうか? 今後日本はインバウンドで稼ぐ必要があり、訪日客が円ベースで高額でも喜ぶならば、二重価格を普及させることは国力アップの一つの手段では?(法的検証のない、単なる私見ですが、、、)